基本的には,例題4.4と同じ.
1) 下図のようにC, Rの定数,および,4行目の見出しを入力する.
2) A5のセルから,シミュレーションの時間軸 t を0~2000まで列方向に連続データで作成する.データはA5~A2005まで入力される.
3) Vi,i,∑i の初期値として,B5,C5,D5に 0 を入力する.
4) 題意より,t=1 から Vi を 1 にする(B6~B2005まで).
5) 回路の電流,電圧の式をE5,F5,C6,D6に入力する.このとき,循環参照にならないように,電流の値はひとつ前のVCの値から求める.(あるいは,VCの値をひとつ前の ∑i の値から求める.)
6) C6, D6, E5, F5のセルを,それぞれ下方向に2005行目までコピーする.
7) E, F列を選択してグラフを作成すると,RC積分回路の電圧応答のシミュレーションがグラフ表示される.
9) C列を選択してグラフを作成すると電流の挙動が表示される.
(2),(3)については,B列の入力式を変更して自分で確かめてください.
入力電圧 Vi を傾斜関数(単調増加関数)に変更する.B5 に 0 を入力し,B6に【 =B5+0.01 】と入力し,B2005までコピーする.
入力電圧 Vi を周期関数に変更する.B5に【 =SIN(A5*PI()/100) 】と入力し,B2005までコピーする.